3.24〜3.27エンゼルフォレスト那須白河
クリスマスに来てから、その格安ぶりと高規格のギャップに味を占め、通常料金に戻る前に再訪した。
改めて考えてみても、このキャンプ場が1750円というのは衝撃というほかない。
冬季の平日とはいえ未だに信じがたい。
まあ夏休み期間中などは一泊1万円近くするみたいだけど。
ざっと復習すると
冬の期間(確か12月〜3月)の平日は1泊1750円。
電源あり、温泉、温水プール入り放題。
サイトは広く、ノルディスクのアスガルド19.6を張り、全長5m+のハイラックスを停めてもなお、余裕がある。
炊事棟はしっかりと壁がある建物で、暖房も設置されているし、お湯もでる。ちなみに熱湯も出せるので洗い物はラクチン。
スタッフによると福島県の山の中で標高もそれなりにあるため、通常冬季は雪が積もってるみたい。
だが、今年は雪不足だったようで。12月末には多少あったが今回は全くなし。
それでもここがファミリーで冬キャンプや雪中キャンプに挑戦しようとしている人には持って来いのキャンプ場なのは間違いない。ソロなど大人だけのキャンプならともかく、小さな子供を連れてのエクストリームな環境でのキャンプは不安なものである。
その点ここは積雪する環境でありながら、気温はそこまで低温にはならず、電源があり、フロントには常にスタッフがいる。しかも安くて温泉には入り放題。レンタル品も充実している。
ここはキャンプ場ではあるが、それだけではないのが最大の特徴。
メインはコテージやヴィラのような宿泊施設で、日帰り温泉施設も兼ねている。その中にキャンプ場がある複合リゾート施設だ。日帰り温泉施設も兼ねているので温泉施設はかなり本格的である。もっとも、それだけでの営業もしているわけだから当然といえば当然か。
お客さんにはキャンパー以外の人も沢山いるあたりも通常のキャンプ場とは違う。普通キャンプ場にはキャンパーしかいないからね。
犬連れの人が多いこともあって、キャンプ客以外もキャンプ場の方に散歩に来る。挨拶したり少し話したりするのは刺激にもなる。
ちなみに別料金だがレストランでバイキングも食べられる。
結構高いが、キャンプ場代が激安なので1回くらい食べてもいいかも。
冬以外の季節も良さそうだが、個人的には冬キャンがおすすめだ。
特に、ファミリーでのデビューを目論んでいる人は要注目。
車を停めた位置からサイト全体を撮影。広さがわかるだろうか。
区画の広さは経験した中ではワイルフィールズおじかに次ぐサイズ。ただしおじかはオートキャンプ場ではないのでオートキャンプ場としては最大である。
アスガルドは幕自体が約5m、ロープを張ると約7mくらい必要になる。つまり、テントだけでおよそ7m×7m必要になってしまう。そこにタープ、車などなどを置くことになるので最低ラインが大体10m×10mなのである。
夜のサイト状況。
あまり寒くもなかったので外でスモア。
拾った薪がよく乾燥しておらず、煙がすごいが…
夜の森で焚き火を囲んでお菓子を食べる。こんな非日常がキャンプの醍醐味と言える。
勿論、空には満天の星。
翌朝はコーヒーの生豆を焚き火で直火焙煎。
だいぶ焼きムラができたけど、これもキャンプならでわ。
ついでにアヒージョ。これほどキャンプ向けな食べ物があるだろうか。
簡単で美味い、そして冷めても再加熱して食べれる。パンというかバゲットが基本だが、具材によっては米でもいける…
と個人的には思う。
うん…具、入れすぎだけどね…
そんなわけでスキレットはキャンパーなら是非とも1つは持って置きたい。
ニトスキとかの安物で十分。
夜露対策のタープはハイラックスからサイドオーニングのように設置。
自作のルーフラック+ベッドラックを活用。
ちゃんとしたやつ買うと高いけど、これでも十分かなと思う。
夏にキャンプして暑さや虫に嫌になった人は是非冬キャンプを試して欲しい。
キャンプ=夏
というのは思い込みであって、ある意味もっとも向いてない季節かもしれない(笑)
真冬に抵抗がある人は、晩秋や早春がオススメ。
夏とは別物のキャンプ、アウトドア体験ができると思う。